このご文章は、私たちが南無妙法蓮華経を一心にお唱えすることは、お釈迦様が何世代にもわたって繰返し積まれたお徳、そのお徳から得られた「お悟り」を五十年間にわたってお説きになられた「一切経」これらの功徳の全てを拝受することなのだということです。
龍泉寺では毎月28日(日蓮宗・いのりの日)夜7時より1時間の「唱題行」を行っています。
この「唱題行」は、2500年前、お釈迦様がインドのブッダガヤにおいて、お悟りをお開きになられた「お姿」「呼吸」「境地」を、末法に生きる私たちが、時間、空間を越えて、私たち自身の内面に再現するための修行法です。
「唱題行」の原型は、中国隋時代の高僧、天台智者大師が著された「摩訶止観」の理念とその具体的行法である「天台小止観」にありますが、この原型に日蓮大聖人のご教示、「妙法五字の光明に照らされて本有(ほんぬ)の尊形(そんぎょう)となるー日女御前御返事」の境地が加わり、さらに湯川日淳上人の長年の修行と工夫によって出来あがったのが「唱題行」です。
ー求道同願会発行 唱題行入門講座よりー
1、礼拝 《5分》
◎道場偈
◎三宝礼
2、浄心行(身心を調和する最善の行法または健康法)《10分》 禅定
3、正唱行(仏力、法力、信力、感応の信心行) 《30分》 唱題
4、深心行(黙坐瞑目して妙益を念ずる) 《10分》 禅定
5、祈願行(平和幸福の祈りと霊界への回向) 《5分》
6、誓願行
◎四弘誓願
◎帰依
7、礼拝
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