法華経を学ぶ ~ まえがき


霊鷲山(りょうじゅせん)の山頂の釈尊説法の場所。

「妙法蓮華経序品第一」という第1章から始まる法華経は、第28章で終わる比較的短い経典である。心を落ち着けて拝読すれば1週間くらいで、じっくりと味わうことが出来る。

 この法華経で説かれるテーマは極めて単純でかつ深淵なことである。それ故に、法華経の門を開くには釈尊の言葉に耳を傾け、素直に信じる心がなければ叶わない。

 この神秘不思議な経典を開くと、あなたは諸々の衆生と共に霊鷲山の山頂に座っている。そして、釈尊の説法が始まり、やがて舞台は霊鷲山上の虚空会と移る。

 

 日本山妙法寺の仏舎利塔(ぶっしゃりとう)から望む。 

 そこで「全ての衆生は永遠の仏の命を生きている」という一つの真理が説かれ、再び舞台は現実の地上に戻り、あなたの使命を実現するための神仏の守護が説かれる。その後、釈尊に礼拝し霊鷲山を去るのである。

 

 私たちは今、娑婆世界という地球の大地の上に生きている。

 法華経を学ぶことは、法華経という不思議な鏡に自分自身を映して自らの人生を知るということである。合掌

                                                                                     

                                                 

「法華経を学ぶ」勉強会のご案内


日 時 毎月、第2日曜日午後3時より4時30分まで

 

場 所 龍泉寺本堂一階の学習室にて公開講座ですのでご気軽にご参加下さい

 

用 意 テキストのコピーを配布します・必要であれば筆記用具をご持参下さい

 

問合せ 龍泉寺 0855-22-1937

 

  

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