今日は暦では立秋であるが、お天道様はお構いなし真夏続行!
この時期、お釈迦様の時代は夏安居(げあんご)と言って
僧侶は精舎で瞑想修行に専念したそうだ。
現代日本のお坊さんである自分は、
お盆の棚経に檀信徒のお宅を汗を拭きつつ走り回る。
しかし、毎日のお勤めも大切な事。
陽が沈む夕方、本堂に上がって読誦行は方便品第二の真読。
お釈迦様の一大事因縁が説かれ、一切衆生の成仏の根拠が明かされる。
そして、経文の最後は「心生大歓喜 自知当作仏」
心に大歓喜を生じて 自ら当に作仏すべしと知れ
舎利弗尊者と共に涙を流す日は必ず来る!