今日は釈尊涅槃会。
1987年の11月11日、30歳の時に釈尊ご入滅の聖地を訪れた。
「真直ぐ一本道をラマバル塚へ歩く。太陽は真上に来て、まわりは畑と木立と大地が続く。2,000年以上も昔、
かつて80歳の釈尊は小さな村があるだけのこの土地を歩き、ここでその生涯を終えたのである。聞こえるのはた
だ小鳥たちのさえずりだけ。やがて前方にレンガ積みの大きな塚が見えてくる。空の青さにくっきりとその赤茶
色の塚が浮かび上がる。限りなく静寂な地である。」インド大陸一周の旅より
まさにその地は浄土であったとこの年になって思う。