今日は午前中、月命日のご回向へ2軒廻る。
どちらも龍泉寺の433年前の開基檀越の子孫である。
お経の後、それぞれ家庭の事や、子育てでご苦労された事など
お仏壇の前で話され、ご先祖への感謝を述べられた。
住職として誠に有難いことである。
午後からは「法華経を学ぶ」のお話の準備と解説の執筆。
参考にしている書物の記述が目に留まる。
「この世は仮の世界であり、あくまでも魂の修行の場であり、逆境の中で艱難辛苦を体験することこそ、魂の覚
醒を促し、魂の宝蔵を開くことができることを思えば、この世における不幸はあの世の喜びとなる可能性が高い
ということでしょう」
この世の人生の苦を受け入れるには、誠の信仰が必要である。