昨晩のある対談番組がきっかけとなり、
己自身は何者でもなく、世界を構成する一因子と腑に落ちる。
釈尊の成道・仏陀の出現は、成仏の証明であり、釈尊は人天の導師となった。
しかしその教え・仏教により、我々の目指す成仏とは個の成仏ではないと悟る。
縁ある人々の幸せ、全体の幸福こそ神々と衆生が目指す成仏。
願わくは此の功徳を以て 普く一切に及ぼし
我等と衆生と皆共に 仏道を成ぜん (化城喩品第七 梵天の誓い)
「総和の成仏」という難解な概念こそ、凡仏一如の法華経の成仏と今になって識る。