28日は寺院の会合があり今月は唱題行を30日に変更
今日7月30日は父親の第27回忌の正当命日である
北九州の寺院の住職であった師父は平成元年の今日62歳で遷化した
当時は池上本門寺で随身修行中であったので臨終には間に合わなかった
そんな父は、42歳で遷化した祖父の後を継ぐため旧制小倉中学を出て上京
池上本門寺の酒井日慎猊下の弟子となり立正大学で勉学に励む
卒業後は長崎の本経寺に居られた唱題行創始者である湯川日淳猊下のもとで修行した
その後に門司港の大雄寺の住職として福岡県の宗務と布教に尽力された
今日は若き日に激動の昭和を生きた父親の生涯に想いを巡らせ一時間の唱題行を勤めた
そして、死に目には逢えなかったが自分が遣り残したことを
シッカリ頼むぞと語りかけてきた気がした