本日、床の間に聖徳太子のお姿と京都大本山妙顕寺から明治26年6月吉祥日に日董猊下から授与された大曼荼羅の間に身延で表装を終えた「第一の本尊」が掲げられました。
「一閻浮提第一のご本尊を信じさせ給え。あひかまえてあひかまえて信心つよく候て三佛の守護をかうむらせ給うべし」諸法実相抄
三佛とは多くの大曼荼羅には省略されていますが釈迦・多宝・十方分身善徳等諸仏のことではないでしょうか。何故弘安以降の大聖人並びに先師の大曼荼羅に三世十方分身の諸仏が入っていないのか解明されていません。にも拘わらず私達日蓮宗の僧侶は法要に際して行われる勧請には南無十方分身三世の諸仏と唱えているのです。