去る11月6日、公開中の正倉院展拝観の為に奈良の東大寺を訪れた。午前中に大仏殿に参拝し、次にお参りしたのが、長らくの修復から公開された東大寺戒壇堂である。残念なことに撮影は禁止であったが、中央の多宝塔そして四隅の四天王は貴重な遺構である。
この後昼食をとり、午後1時30分からの予約のチケットで奈良国立博物館の正倉院展に入場し、あの戒壇堂で鑑真から授戒された聖武天皇の九条の袈裟など、貴重な宝物を眼にする機会を得ることが出来た。
明くる7日は、自家用車で一路南に1時間、天理市を超えた処にある日本最古の大和国一の宮、三輪明神の大神神社(おおみわじんじゃ)を訪ねた。平日にも拘らずたくさんの参拝者で賑わい、拝殿では神聖な儀式が執り行われていた。そして、中でも拝殿の隣にある、第10代崇神天皇を祀った天皇社をお参りし、今回の目的を終え帰路についた。礼拝