立春後のここ数日 この冬最強の寒波が襲来
浜田市も雪景色となり 月回向への足を留めている
冷蔵庫の中にいるような 本堂での朝のお勤めで 見宝塔品第十一を心して拝読した
霊鷲山の虚空に宝塔が湧現し 多宝如来の法華経賛美の聲が響きわたる
「善哉善哉 釈迦牟尼世尊 … 所説の如きは皆是真実なり」
ここで十方分身三世の諸仏が霊鷲山に集まり 諸仏の統一の為の舞台が整うのである
「誰かこの法華経を如来滅後に弘める者はいないか」
という釈尊の呼びかけの後 此経難事の偈文が心に刺さる
インド放浪から僧侶になって38年目
今生の残された時間は長くはない
法華経の経文と日蓮大聖人のご遺文を拝読し
一日一日を大切にしたいと思う
3月には15名の参加者と共に霊鷲山を参拝する 南無妙法蓮華経 合掌