1987年11月6日(金) ベナレスからガヤーへ

ガンジスの旭日
ガンジスの旭日

 今日は、朝食を済ませたら、駅に出て列車の時間を調べ、カルカッタ方面行へとりあえず乗って、ガヤーへ。

  

 午前中「久美子ハウス」を出るが、列車はベナレス16:25発のDoon Exp.しか無い。5時間近く待ったわけであるが、駅のホームで感じのよい少年や若者と時間を過ごし、駅前のバザーへ行ってサモーサ(芋カレーの包み揚げ)とチャーイで食を満たす。

 

 列車は凄い混み様。予約なしの身で少々立場は弱いが、なんとか席を確保し5時間の列車の旅。車窓から見るインドの大地は十六夜で明るく照らし出されていた。

 

 午後10時、ガヤーのホテル(駅前)に到着。空気の澄んだ町である。何か穏やかさを感じる。ガヤーに着いて駅前でプーリー2枚を食べ、近くのホテルの部屋を取る。

 

 この部屋の蛍光灯はつかず、懐中電灯でノートを書く。明日はブッダガヤーへ行き、ドミトリー等の安い部屋にしよう。だんだん金銭感覚が貧乏旅行者へと進化して行く様だ。