一大秘法とは妙法蓮華経の五字のことです
「釈尊の因行果徳の二法は妙法蓮華経の五字に具足す
我等この五字を受持すれば自然に彼の因果の功徳を譲り与え給う」
観心本尊鈔・自然譲与段
煩瑣な説明は無用です ただそれだけであり それが全てです
日蓮聖人が一大秘法を顕された「曾谷入道殿許御書」にいわく
「四大菩薩(地涌の四菩薩)に付属し給うその所属の法とは何者ぞや。(それは)法華経の中にも(であっても)、広を捨て略を取り、略を捨て要を取る、いわゆる妙法蓮華経の五字、名・体・宗・用・教の五重玄なり」
五重玄(義)
天台大師の教学中最重要の法門。法華経神力品の四句の要法をもって妙法蓮華経の五字を深く解釈しその玄義を説いたもの
※参考として「一大事因縁の仏法」より引用